症例
Clinical Cases
【症例】第二大臼歯の萌出待機期間における、プリフィニッシャーを用いた咬合管理
本コンテンツは歯科医師・矯正専門医(医療従事者)向けの臨床情報です。
一般の方への情報提供を目的とするものではありません。
第一大臼歯にカリエス治療歴があり、第二大臼歯の萌出を待つ混合歯列期の患者さんに、プリフィニッシャーを継続使用した症例です。約3年半にわたる経過を記録しています。前歯部は安定して推移していますが、臼歯部については現在も観察を継続中です。
1. 症例概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 患者 | 混合歯列期(第一大臼歯萌出済み・第二大臼歯萌出待機中) |
| 初診時の状態 | 第一大臼歯にカリエス治療歴あり(インレー修復済み) |
| 治療方針 | プリフィニッシャーの継続使用による、第二大臼歯萌出誘導と咬合管理 |
| 使用製品 | プリフィニッシャー |
| 想定リスク | 装着期間中の違和感、臼歯部萌出状態によっては継続的な使用・経過観察が必要となる可能性 |
| 観察期間 | 2015.05.23~2018.12.25(約3年半) |
初診時、第一大臼歯には既にカリエス治療が行われていた。この状態を踏まえ、固定式の矯正装置を新たに装着するのではなく、プリフィニッシャーの使用により前歯部の安定と臼歯部の萌出誘導を図る方針が選択された
2. 臨床経過と写真記録
2015.05.23(使用開始時)

2016.11.01(使用開始から約1年半後)

2018.12.25(使用開始から約3年半後)

3. 提供医コメント
プリフィニッシャーのみで治療を行なったケースです。
第二大臼歯の萌出を待つ間、使用してみました。まだ臼歯部分に甘いところがあるため、継続していただいています。前歯は安定しているので、もう少しです。
初診の時点で第一大臼歯のカリエス治療が行なわれてインレーが入っていましたので、矯正装置をつけないでノンカリエスで終われることが患者さんの協力にもつながっていると思います
4. 臨床的考察
混合歯列期において、第二大臼歯の萌出を待つ期間中にプリフィニッシャーを単独で使用し、前歯部の安定が観察された。
ただし臼歯部については約3年半経過時点でも継続的な使用・観察が必要とされており、装置単独での管理がすべての部位・症例で短期間に完結するものではないことが示唆される。
可撤式装置の効果は患者本人の継続使用・協力度に依存する部分が大きく、本症例の前歯部の安定にも、装置の性能に加えて患者の継続的な使用状況が寄与していると考えられる。なお、本記述は一症例における知見であり、実際の効果や適応に関しては個々の症例に応じた判断が必要です。
5. 本症例で使用された製品情報
| 製品名 |
|---|
| プリフィニッシャー |
6. 免責事項・注意事項
- 本症例報告は、プリフィニッシャーの臨床的な使用例を医療従事者向けに情報提供する目的で作成されたものです。
- 本コンテンツは特定の治療法または製品の有効性を保証・推薦するものではありません。治療の適否および結果は、個々の患者の状態・条件により大きく異なります。
- 本コンテンツは薬機法・医薬品等適正広告基準に基づき、医療従事者向けの情報提供コンテンツとして構成されています。
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