プリフィニッシャーとは
患者さん自身の咬合力を活かしながら、自然なセトリングを促しやすい点が特長です。
また、ラボへの依頼を前提とせず、チェアサイドで選定しやすい運用も魅力です。
このようなお悩みありませんか?
- 患者さんから
「早く外したい」と言われ、
調整期間を十分に取りにくい - 歯列は整ってきたが、咬合の微調整があと一歩決まらない
- 転居やライフイベントで、予定より早い撤去対応が必要になる
- Ⅰ期治療の仕上げから整えて、
Ⅱ期治療をよりスムーズに
フィニッシング期の悩みに、
プリフィニッシャーという選択肢があります。
臨床シーン



口腔習癖の改善
口呼吸、歯ぎしり、指しゃぶり、咬唇癖など、口腔周囲筋に関わるさまざまな習癖の改善をサポート。日常生活に取り入れやすく、継続して使用しやすい装置です。
3つの導入メリット
- 01
その場で選定しやすい

ラボ作業を待たず、サイズ展開の中から選びやすいため、診療の流れを止めにくくなります。
- 02
フィニッシング期の 微調整を支えやすい

咬合の仕上げ、軽度な捻転是正、わずかな空隙の調整など、あと一歩の場面で活用しやすい設計です。
- 03
使用状況を確認しやすい

Tip-Edgeの詳細が掲載された資料をご確認ください。
歴史と進化
パリでの着想と「マスティケーション」への想い
プリフィニッシャーの原点は、1953年のフランス・パリに遡ります。歯科技工士であったアンドレ・トルニエ(André Tornier)は、当時すでに存在していたカスタムメイドの「トゥース・ポジショナー」を、より安価で、かつ多くのサイズ展開を持つ「大量生産可能な既成装置」にできないかというアイデアを抱きました 。
トルニエの理論は、専門的な技術だけに頼るのではなく、患者自身が顎を閉じる際に生じる筋肉のエネルギーを機械的な力として利用し、不正咬合を改善するというものでした 。しかし、製造に必要な金型の多額の費用を工面できず、この画期的なアイデアは20年以上もの間、「棚上げ」の状態が続くことになります




