コーティング方法

TPエステティックワイヤーは通常のニッケルチタンやステンレスワイヤーの表面に白い材料をコーティングしています。
通常はエステティックワイヤーと呼ばれひとくくりにされますが、現在日本では作り方などから大きく分けて以下の3つのタイプが発売されています。(2013年12月現在)

  • コーティングタイプ
  • メッキタイプ
  • 樹脂カバータイプ

さらには、コーティングタイプでもフルコーティングタイプと部分コーティングタイプに分かれます。

フルコーティングタイプ

コーティングタイプはワイヤーの表面に塗料のようなものを塗っています。

  • メリット:ある程度、色に変化がつけられるので、歯の色に近くすることができることです。
  • デメリット:上から塗っているのでどうしても口腔内の環境や外的な力に弱くなり、部分的にコーティングがはがれてしまうことがあります。ブラケットとの摩擦が大きくなったり、ブラケットのエッジに引っかかるといったことも起きます。さらにワイヤー全体にコーティングをするため、実際の表示径よりワイヤーサイズは少しだけ細くなります。

部分コーティングタイプ(TPエステティックワイヤーの場合)

ラウンドワイヤーは唇側面半分、レクタンギュラーワイヤーは唇側面だけのコーティングです。

  • メリット:ブラケットと接する面はコーティングされていないので、コーティングワイヤーで気になるブラケット面との摩擦も少なく、通常ワイヤーと同じ感覚でご使用いただけます。また、コーティング面が少なくなることでも弊害もほとんどありません。
  • デメリット:上から塗っているのでどうしても口腔内の環境や外的な力に弱くなり、部分的にコーティングがはがれてしまうことがあります。

コーティングのはがれについては、患者さんにより大きく個人差が出るところではありますが、おおよそ、一ヶ月から二ヶ月ぐらいではがれが始まることもあります。ただし、先に説明することで多くの患者さんがご納得されるようです。患者さんは、はがれることよりもむしろ銀色のワイヤーを入れることの方に抵抗があります。それは、エステティックワイヤーのニーズが高くなっていることが、何よりの証拠だと思います。