こんにちは、TPOJカスタマーサポートの佐藤です。
青と緑を混ぜ合わせたような初夏の色。今頃になると出始める青梅は何ともいえないきれいな色をしていますよね。
先日、去年漬けた梅酒の具合を見ようと1年ぶりに出してみたところ、翡翠色だった青梅が渋い茶色へと変色していました。でもその替わりに瓶の中では、淡い琥珀色に熟成した美味しい梅酒が出来上がっておりました
青梅は目で楽しむもの。そして茶色くなった梅は味わって楽しむもの…ですね
朝起きる時、仕事に行く時、電車に乗る時…。私たちは一日の中で事あるごとに時計を目にします。
けれど、それは時刻を知るためのことであって、文字盤の表情を意識して見ることは殆どありませんよね。
しかし、時計の文字盤には『美しく見える時刻』が存在するそうなのです…。
さて、来る6月10日は「時の記念日」。程なくやってくる“時間の日”にちなんで、今週は時計の話題をお届けいたします!
◆◇◆◇ 3つの針が作りだす表情 ◆◇◆◇
雑誌の折り込みやカタログ、またウェブのサイトなどで、腕時計の広告をご覧になったことがあるかと思います。
そこに写っている腕時計の写真には、じつはちょっとした決まりごとがあります。
それは時計の時刻です。商品広告の命ともいえる写真は、メーカー毎に時刻が決まっており、それぞれに文字盤が最も美しく見えると考える時刻を採用しています。
その時刻の定義は、長針と短針が上向きできれいに見えること。それから文字盤の中央にあるブランドのロゴが隠れないことの2つなのだとか。
そうした定義のもと、各社が割り出した時刻はというと、国内メーカーではSEIKOが10時8分42秒、シチズンが10時9分35秒、そしてカシオが10時8分36秒。
また海外メーカーはモデルによって多少変えているようですが、ロレックスは10時10分31秒、タグ・ホイヤーは10時10分37秒に設定されたものが多く見られます。
秒針は比較的違いがありますが、長針と短針の作る角度はほぼ120度で各社共通しているようですね。もしかしたら、この角度が美しく見える文字盤の黄金比なのでしょうか…。
長針と短針と秒針が作り出す文字盤の表情。こんなにも緻密で奥深い世界があったのですね。
腕時計の広告作りの裏に隠れた美学に、何だかちょっと感動です!
この記事を書いた人

- 2009年入社。
マーケティングチームでライティング業務を担当しています。
浅草生まれの葛飾育ち!
下町エキスがたっぷりと染み込んだ江戸っ子です‼
最近書いた記事
2016.10.03スタッフブログ燃える炎は癒しのセラピー
2016.09.28スタッフブログ矯正に関するアンケートから見えたこと
2016.09.19スタッフブログ老いてなお現役、スゴイ記録があったもんだ!
2016.09.14スタッフブログより日本人向けに!非抜歯タイプのプリフィニッシャー