TPOJ通信

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涼しい顔でしゃなり、しゃなり

TPOJカスタマーサポートの佐藤です。

連日熱戦が繰り広げられているリオデジャネイロ・オリンピック。

開幕から日を重ね、体操や柔道をはじめとしたお家芸でのメダルラッシュ、またラグビーの歴史的大健闘など、日本人選手の活躍が続々と届いてきておりますね。
その奮闘ぶりに目が離せず、ついつい夜更かしを重ねて観戦しているという方も多いのではないでしょうか?

何しろ時差の関係で深夜から早朝にかけて競技が行われることの多い今大会。リアルタイムで応援しようとすれば、睡眠時間が削られるのはどうしたって避けようがありませんよね…。


裾引きの振袖に、長く垂れ下がった“だらり帯”。
京都の祇園に行くと、そうした姿でしゃなりしゃなりと、優雅に街中を歩く舞妓さんを良く見かけますね。

しかし、この出で立ち、蒸し暑いことで知られる京都の夏にあっては、身に着けていて暑くないはずがありません。
じっとしていても汗ばむ気候の地域でこれだけの着物を着込めば、あっという間に汗も噴き出してくるはずなのですが…。

◆◇◆◇  抑えるだけで汗対策に!?  ◆◇◆◇

人間の身体というのは、じつにいろいろな機能が備わっているものですね。
体温調節のために汗をかくこともすれば、何とその汗を意図的に止める『半側発汗』という作用も持ち合わせているのだそうです。

そして舞妓さんはこの『半側発汗』を利用して、暑い夏でも汗をかかない対策を取っているといいます。

舞妓さん

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/ Shutterstock.com

『半側発汗』とは、“身体の一部を圧迫すると圧迫した部分の発汗が抑えられ、逆に圧を掛けていない側の発汗が促進される”といったものなのですが、舞妓さんは帯と帯紐を胸より高い位置で結ぶことで脇の下を圧迫し、胸から上の部分の汗を抑えているのだとか。
考えてみれば、確かに顔に汗が噴き出している舞妓さんというのは、あまり見たことがないように思いますね。

さて、舞妓さんがこうした汗対策をとるのは、じつはお化粧とも大きな関係があります。
舞妓さんと言えば、真っ白な白粉(おしろい)を施す白塗りのお化粧が印象的ですが、汗をかくとその白粉が崩れてしまいます。つまり汗による化粧崩れを防ぐためにも、顔の汗を抑える必要があったというわけですね。

四方を山々に囲まれた盆地であるがゆえに、暑さ厳しい京都の夏。そんな土地柄で生まれた舞妓さんの汗を止める知恵は、プロ意識の表れと言っても良いかもしれません。
何にせよ、涼しげで優美な顔の陰には、人知れぬ企業努力!?があったということのようですね。

この記事を書いた人

佐藤
佐藤
2009年入社。
マーケティングチームでライティング業務を担当しています。
浅草生まれの葛飾育ち!
下町エキスがたっぷりと染み込んだ江戸っ子です‼