TPOJ通信

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大地を秋色に染め上げる『草紅葉』

TPOJカスタマーサポートの佐藤です。

このところぐっと涼しくなって暑さも一段落しましたが、替わって今“熱い”ものといえば、スポーツの世界でしょうか。

リオ五輪の出場権をかけたワールドカップバレー、話題の高校野球選手たちが活躍するU18野球ワールドカップ…と注目の試合が目白押しで、連日のようにテレビで放映されておりますね。

スポーツが不得手な私としては、自分で競技をすることは殆どないのですが、見るのはこれまた別の話で、観戦は大好きです!
そんなわけでここ最近、熱い戦いの繰り広げられる中継に、テレビの前で一喜一憂している佐藤であります


秋の季語の一つである『草紅葉(くさもみじ)』。あまり馴染みのない言葉ですが、 俳句や短歌をたしなむ方なら、ご存知かもしれませんね。

『草紅葉』――それは紅葉する草の総称。
じつは草や低木の中には、モミジやイチョウが紅葉するように、秋になると赤や黄色に葉の色を変えるものがあるといいます。

今週はそんな“紅葉する草”に注目して、近づきつつある秋を感じてまいりたいと思います。

◆◇◆◇一枚の絵画を思わせる秋の湿原◆◇◆◇

草紅葉

イヌタデ、スベリヒユ、エノコログサ、ドウダンツツジ…。
これ、すべて『草紅葉』と呼ばれる草の名前です。もちろん、これはほんの一例で、『草紅葉』にはこの他にも多くの種類が存在します。
その生長場所も様々で、道端や公園の植え込みなど身近なところから高山に至るまで、幅広く分布しています。

そんなわけで身の回りに目を凝らしてみると、案外簡単に『草紅葉』を見つけることができるのですが、スケールの大きさを楽しむのであれば、やはり標高の高い湿原に群生するものに限ります。

群生する『草紅葉』の名立たるところを挙げるとすれば、尾瀬や日光の戦場ヶ原、それから霧ヶ峰の八島ヶ原湿原などでしょうか。
これらはいずれも劣らぬ日本有数の高層湿原で、9月中旬から10月初めにかけて、それぞれに『草紅葉』への変化を始めます。

じつはこうした湿原の『草紅葉』は、周囲を囲む山の木々よりもひと足先に紅葉するのですが、この現象が趣のある景観を作り上げるのに一役買っているといいます。
『草紅葉』が森林の紅葉に比べて早い時期に見られるのは、湿原の気温が低いことや、昼夜の温度差が大きいことに起因するのだそうですが、そうした気象が紅葉の時間差を生んで、秋色の草原と緑の山々というコントラストの妙を作り上げています。

足元には一面を紅や黄色に染め上げる草の錦。視線を遠く馳せれば、未だ緑の残る山の稜線。さらに上を見やれば高く澄んだ青い空。
あたかも一枚の絵画を思わせる絶景は、まさに限られた時期にしか見ることのできない季節の産物といえましょう。

『草紅葉』の広がる秋の湿原。自然の作り上げる造形美というのは、ときに息を飲むほどの美しさをもたらします…。

この記事を書いた人

佐藤
佐藤
2009年入社。
マーケティングチームでライティング業務を担当しています。
浅草生まれの葛飾育ち!
下町エキスがたっぷりと染み込んだ江戸っ子です‼