TPOJ通信

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異国に渡った日本のわらべ歌

TPOJカスタマーサポートの佐藤です。

静岡の河津町では早咲きの桜、河津桜が見頃を迎えたようですね。

東京でも、身を縮めるような冷たい北風が吹いたかと思えば、一転して春の陽気に包まれるといった、寒暖の天候を繰り返すようになってまいりました。

三寒四温を見せるようになると、新しい季節が一気に速度を早めてやってきます。
3月の声とともに、今年もいよいよ春の到来ですね。


“あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花”の歌い出しで始まる童謡『うれしいひなまつり』。

桃の節句が近づくとよく耳にする、日本ではお馴染みの曲ですね。しかし、このメロディーをポピュラーなものとして親しんでいるのは、じつは日本人だけではないようなのです。

海を渡り、海外にも広まった『うれしいひなまつり』。
その進出を果たしたのは、何と太平洋を隔てたラテンの国でありました…。

ひな祭り

◆◇◆◇ ラテン音楽とのリミックス! ◆◇◆◇

短調のメロディーと抒情的な歌詞で綴られた『うれしいひなまつり』。いかにも日本的な情緒たっぷりの歌ですよね。

これは、“りんごの唄”“小さい秋みつけた”などを手掛けたサトウハチロー氏の詞に、河村光陽氏がメロディーを付けたもので、今から80年程前に作られた曲です。

そんな日本の童謡が海外で広まったのは、1960年代のこと。
メキシコのロス・パンチョス(Los Panchos)というラテン音楽のトリオが、“Pobres Huerfanitos(悲しきみなしご)”という曲名でカバーしてヒットしたことから、アメリカやメキシコ圏で広く知られるようになったといいます。

ただし、これにはちょっとした余談もあります。
じつはロス・パンチョスがこの曲をカバーする際に日本の童謡ということを表示しなかったために、現地ではメキシコの歌曲として定着してしまい、原曲が日本のものだと知らない人が殆どなのだとか。

さらに歌詞の内容に至っては、「親のいない子供たちにとってもクリスマスは楽しい」といった、何やら哀切感たっぷりのものとなっており、どうやらクリスマスの歌として親しまれているようです。

異国のリズムと出会い、ラテンの国でリミックスされた『うれしいひなまつり』。
「ところ変われば品変わる」ではありませんが、太平洋を隔てて、ずいぶんと違ったものに生まれ変わっていたのですね…。

この記事を書いた人

佐藤
佐藤
2009年入社。
マーケティングチームでライティング業務を担当しています。
浅草生まれの葛飾育ち!
下町エキスがたっぷりと染み込んだ江戸っ子です‼