TPOJ通信

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和菓子に見る七夕

こんにちは、TPOJカスタマーサポートの佐藤です。

いよいよ7月に入りました!

ぐずついた天気が続き、季節は未だ梅雨のさなかではありますが、それでも“7月”の声を聞くと、やはり本格的な夏はすぐそこまでやってきている気がいたしますね。

じつは私、暑さにはめっぽう弱く、毎年夏は朝の通勤だけでぐったりしているような人間です
雨の季節は鬱陶しく梅雨明けは待ち遠しいけれど、そうなれば今度はうだるような暑さとの戦い!はたしてどちらが良いのか、正直複雑な心境の今日この頃です…。


坂木司氏の『和菓子のアン』という小説をご存知でしょうか?
デパ地下の和菓子屋さんでバイトを始めた女の子が、そのお店で起こる不可思議な出来事の謎を、和菓子を軸にしながら解いていくという、何ともほのぼのとした楽しいミステリー!?です。

さて、言うまでもなく『和菓子のアン』には、美味しそうな和菓子がたくさん登場するのですが、そうした中の一つに、本日7月7日の七夕にまつわるものを発見いたしました…。

◆◇◆◇年に一度の星物語を表現した限定スイーツ◆◇◆◇

四季折々の風情を、きめ細やかな手仕事で多彩に表現した上生菓子。和菓子の中でも、とりわけ季節感を大切にしているお菓子ですね。

小説『和菓子のアン』でも、それぞれの季節を映しとった上生菓子は、様々な名前とともに作品の中に出てきます。
そして七夕の季節を舞台にした「一年に一度のデート」という章の中で出てくるのが、“星合(ほしあい)”と“鵲(かささぎ)”という名のお菓子です。

「星合」とは陰暦の7月7日に牽牛と織女の二つの星が出会うことで、七夕の別名でもあります。
また「鵲」は七夕の夜に翼を並べて天の川に橋を渡し、二人の再会を仲立ちするという伝説を持つ鳥。

七夕が近づくと、小説の中だけでなく実際の和菓子屋さんでも、「星合」や「鵲」という名の付いた上生菓子が店頭に並びます。
作り手の感性によるところが大きい和菓子だけに、それぞれの店でじつに様々な「星合」や「鵲」が表現され、この時期、私たちの目を楽しませてくれています。

和菓子

和菓子

画像元:名鉄百貨店

ちなみに小説の「星合」は黒い餡の地に寒天を流したもので、「鵲」は白いういろう餡に鳥と星の焼き印をつけたもの。どちらも一見地味ながら、実力派の味わいを持つものとして描かれています。

夜空に繰り広げられる星物語をモチーフにした、まさに年に一度の特別なスイーツ、「星合」と「鵲」。そのおいしさが格別なものであることは、もはや言うまでもありませんね…

この記事を書いた人

佐藤
佐藤
2009年入社。
マーケティングチームでライティング業務を担当しています。
浅草生まれの葛飾育ち!
下町エキスがたっぷりと染み込んだ江戸っ子です‼