TPOJ通信

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“葉を見ず、花を見ず”『彼岸花』の妙

こんにちは、TPOJカスタマーサポートの佐藤です。

早いもので、9月も終盤を迎えましたね。
去年はいつまでも夏の名残りが抜けず、なかなか季節が進まなかったように思いますが、今年は順調に秋がやってきて、爽やかな日和を楽しむことのできる季候となりました。

穏やかな陽ざしが心地よい秋は、暑くもなく、寒くもなく、行楽にもうってつけの季節。
さて、いよいよ訪れる本格的なベストシーズン、先生はどんな秋をお楽しみになりますか?


9月の中旬からお彼岸の頃にかけて、一斉に開花する『彼岸花』。

彼岸花

つい先日、ちょうど見頃となる秋分の日を迎えましたが、真っ赤な花弁を反転させて咲き誇る姿は、まだ記憶に新しいのではないでしょうか?

さて、その『彼岸花』ですが、艶やかな咲き姿があまりに印象的でつい花だけに目が行きがちですが、よくよく見るとそこに葉が存在しないことに気付きます。
その理由はどうやら『彼岸花』の不思議な成長サイクルにあるようなのですが、それは果たしてどういったものなのでしょうか…?

◆◇◆◇ 一年がかりのサイクルによる頭脳プレー ◆◇◆◇

曼珠沙華、幽霊花、狐花…。『彼岸花』はじつに1000を超える別名を持つと言われておりますが、その中の一つに、“葉見ず花見ず”という呼び名があります。

そうした名が付いたのは、花が咲いている時期に葉を見ることがないことに所以すると言われています。 

『彼岸花』は9月の中旬になるとスルスルと茎が伸び、わずか1週間程で花を咲かせます。しかし、その開花時に葉の姿はありません。
というのもこの時、葉は地中の球根にあり、花が枯れた後で伸びてくるからです。

彼岸花

こうして時をずらして顔を出した葉は、冬の間も枯れることなく光合成を続け、たっぷりと球根に栄養を蓄えます。
そして春になり、他の植物が茂る頃には早くも葉を枯らし、夏の休眠を経て、秋の訪れとともに開花するのだそうです。

緑が少ない冬場に悠々と太陽の光を浴び、先んじて球根にエネルギーを充填する。咲き終わると同時に、次の開花に向けて活動を始めるという一年がかりの事業計画!?は、もはや見事としか言いようがありません。

“機を見るに敏”といった慣用句がぴったりの頭脳プレーを放つ『彼岸花』。
あの艶やかな緋赤の花姿の裏には、こんな戦略家の一面が隠されていたのですね…。

この記事を書いた人

佐藤
佐藤
2009年入社。
マーケティングチームでライティング業務を担当しています。
浅草生まれの葛飾育ち!
下町エキスがたっぷりと染み込んだ江戸っ子です‼