TPOJ通信

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『函館の夜景』が美しい理由

TPOJカスタマーサポートの佐藤です。

3月に入る頃から、我が家では白い花が次々と咲き始めます。

スズラン、水仙、クリスマスローズ…。
選んで植えたつもりもないのですが、気が付けばどれもこれもホワイトカラーのものばかり。そしてもう少し季節が進むとコデマリにユキヤナギと、これまた枝一面に小さな白い花をびっしりとつける木が加わります。

明るさを増した春の光を受けて、柔らかな眩しさを放つ“白い”花。
黄色やピンクといった色彩豊かな花とは趣こそ違いますが、それはそれで華やかさに満ちていて、じつに春らしい光景なのですね


観光地の魅力を星の数で評価する旅行ガイドに、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」というものがあります。

その中で“わざわざ旅行する価値がある”と、最高ランクの三つ星を獲得した北海道・函館山からの眺望。
紺碧の海と街並みを一望するロケーションは、紛れもなく世界屈指の美しさを誇るものですが、その真価が発揮されるのは何といっても夜の景色でしょう。

日没とともに浮かび上がる光のスペクタクル。誰もが一瞬息を飲む美しさには、どうやら地形と歴史によって育まれた仕掛けが隠されているようです。

◆◇◆◇  地形と歴史が生んだ眺望  ◆◇◆◇

異国情緒あふれる元町や海を臨む坂道、それから五稜郭…。
函館には観光スポットと呼ばれるところは数々ありますが、中でも外せないものと言えばやはり『函館の夜景』ではないでしょうか。

函館の夜景

ミシュラン効果に重ねて北海道新幹線の開通も加わり、このところテレビで函館が取り上げられることも多いのですが、そうした番組の中には『函館の夜景』の美しさについて検証するものもあったようです。
そして、それらの情報によれば、『函館の夜景』の美しさは、地形の成り立ちと歴史に深い関わりがあるそうなのです。

まずは地形から見ていきましょう。これは、函館山が陸繋島(りくけいとう)と呼ばれる地形にあることが大きな功績をもたらしています。
陸繋島というのは、砂洲によって大きな島と地続きになった島のこと。この特殊な地形が海と街並みを一望できる見事な眺望を生んだわけですね。

変わって歴史に視点を移すと、坂に特徴があることに気付きます。
何でも函館は明治から昭和初期にかけて何度も大火に見舞われたそうで、その防火策として坂道を幅の広い真っ直ぐなものに作り替えたといいます。
整然と伸びる坂道にきっちりと並ぶ街灯。これが幾筋もの光の線となって描き出されるのですから、得も言われぬ美しさがあっても不思議はありません。

歴史でいえば、函館山に旧日本軍が要塞を作るために、山頂や尾根を削って海や街の見通しを良くしたことも挙げられます。
これには思わぬ産物もあって、標高334mの展望台から街を見下ろすと、マイナス10度位のところに夜景の中心が来るようになったといいます。じつはこれ、人間が最も自然な状態でものを見ることが出来る角度なのだそう。計算したことではなかったのでしょうが、ミラクルな数字ですよね。

とりわけ夜景が美しいといわれる函館山の眺望。こうして検証していくと、それはいくつもの偶然が重なってできた奇跡のロケーションだったのですね。

この記事を書いた人

佐藤
佐藤
2009年入社。
マーケティングチームでライティング業務を担当しています。
浅草生まれの葛飾育ち!
下町エキスがたっぷりと染み込んだ江戸っ子です‼