TPOJ通信

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北国に春を告げる雛めぐり

こんにちは、TPOJカスタマーサポートの佐藤です。

先日、枝いっぱいに白い花をつけた梅の木に、メジロが止まっているのを見かけました。
乳白色の梅花と若草色のメジロの配色はとても柔らかく、まさに日本の春を感じさせるものでした。

このところ気温も寒暖を繰り返し、気圧配置にも表れ始めた春の兆し。
本格的な春は、すぐそこまでやってきているのですね…。


女の子の健やかな成長と幸せを祈る桃の節句“雛まつり”。
そんな“雛まつり”の主役ともいえる雛人形は、時代の流れとともにその姿を変え、現在の形へと発展してきました。

東北のとある町では、そうした歴史の中で代々受け継がれてきた雛人形が今もなお大切に保存されています。
そして年に一度、春の足音とともに街を埋め尽くすように一斉に開花します…。

◆◇◆◇由緒ある雛人形がずらりと並ぶ『雛街道』◆◇◆◇

雛街道

日本海に面し、最上川の河口に位置する山形県酒田市。
かつて北前船の寄港地として、江戸や京都、大坂との交易で賑わった湊町です。

そんな歴史を持つ酒田では早春の季節を迎えると、市内の至るところに雛人形が飾られ、『酒田雛街道』と称されるお雛さまの町へと様変わりします。

江戸時代、北前船の往来により、酒田には由緒ある雛人形が数多く入ってきました。
それらは町の人々の手によって大切に保管され、長い歴史を辿って今の世に伝承されています。
そして今では、毎年2月の下旬から4月の初めにかけ、市内の40カ所以上の場所で一斉に展示されるようになりました。

↓この催しでは、雛人形の源流ともいわれる寛永雛や、丸顔の優雅な表情が特徴の次郎左衛門雛
次郎左衛門雛

↓現代のものに引き継がれた古今雛
古今雛
写真参考→ http://www.somaro.net/hina/

など、贅を尽くした価値ある雛人形がたくさん公開されています。
またこうした雛人形の他に、酒田の伝統工芸である素朴な土の雛人形・鵜渡川原人形や、大きな傘にたくさんの飾り物を吊るした名物・傘福の展示も行われており、『雛街道』は見応えもたっぷりです。

穏やかな表情で見るものを優しい気持ちにしてくれる雛人形。
そんな雛人形たちが迎えてくれる『雛街道』は、寒さ厳しい北国に春の訪れを告げる道であるのかもしれませんね。

この記事を書いた人

佐藤
佐藤
2009年入社。
マーケティングチームでライティング業務を担当しています。
浅草生まれの葛飾育ち!
下町エキスがたっぷりと染み込んだ江戸っ子です‼