TPOJ通信

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辞書を読む?ディープな本の楽しみ方

TPOJカスタマーサポートの佐藤です。

みょうが、新生姜、とうもろこし等々。
夏野菜が出始めると、我が家では早々に食卓に上るメニューがあります。

それは天ぷらです。
瑞々しく爽やかな夏野菜をカラリと揚げた天ぷらは、この季節の大きな楽しみ。揚げ物は嫌いではないけれど量が食べられない私も、気が付けば箸が止まらないことが少なくありません。

とうもろこしは実を削ってほぐし、新生姜は千切りに。多くはそんなふうにしてかき揚げにして楽しむのですが、そうすると素材の持つ甘さや辛さがとても良く引き立ちます。
そして、これに香りのよい蕎麦でもあれば…、もう言うことはありません。十分すぎる夏の贅沢です


小説、純文学、それともミステリー?
いずれにしても読書といえば、ストーリー性のあるものを読むというのが共通認識になっているものですね。しかし、本来は調べることを目的とした辞書にも読み物としての楽しみはあるのではないでしょうか。

何でも聞くところによれば“新明解国語辞典”には、ディープな楽しみ方があるとのことなのですが…。

◆◇◆◇  読み応えたっぷりの“新明解国語辞典”  ◆◇◆◇

辞書

もう20年近く前のベストセラーになりますが、赤瀬川原平さんの著書に、「新解さんの謎」という本があります。それは“新明解国語辞典”の面白さをユーモアたっぷりに掘り下げたものなのですが、赤瀬川さんはこの中で『辞書を読む』楽しさについて語っています。 

さて、その『辞書を読む』楽しさ。「新解さんの謎」を見る限り、それは語句の解釈と用例の中に隠れているようですね。

まずは語句の解釈ですが、例えばこんな項目が見受けられます。

【号泣】:(ふだんは泣かない大の男が)天にも届けとばかりに悲しみ泣くこと。
【人生経験】:人生の表街道を順調に歩んで来た人にはとうてい分からない、実人生での波瀾に富み、辛酸をなめ尽くした経験。
数ある辞書の中でも特に個性的と言われている“新明解国語辞典”。これはほんの一例ですが、この解説を見る限り、読み物として十分通用する面白さがありますよね。

また用例もなかなか読み応えのあるものが揃っているでしょうか。

【いちどに】:「――ビール1ダースを飲み干した/――酔いがさめた」
【飛び出す】:「ぎっくり腰で軟骨が――」
ビールを1ダース飲み干す? 軟骨が飛び出す?
どちらも独特のセンスがありますね。巧みなユーモアが感じられます。

本来は言葉の意味を調べることを目的とした辞書ですが、じっくりと読み解いていくと、意外な面白さが発見できます。
独自の視点で言葉を編んだ “新明解国語辞典”。ページをめくっていくうちに、思わず『辞書を読む』楽しさにはまってしまいそうな予感がいたします♪

*記事で紹介した語句の解釈は、“新明解国語辞典”第七版より引用しています。

この記事を書いた人

佐藤
佐藤
2009年入社。
マーケティングチームでライティング業務を担当しています。
浅草生まれの葛飾育ち!
下町エキスがたっぷりと染み込んだ江戸っ子です‼