TPOJカスタマーサポートの佐藤です。
ちょうど今頃が時期になるのでしょうか。
先日、ある花屋の前を通りかかりましたら、ジャスミンに似た甘い香りがふわりと漂ってまいりました。思わず、その香りの先に視線を移すと、店頭には白いくちなしの花が並べられておりました。
それまで知らなかったのですが、くちなしの花というのは、こんなにも強い香気を放つものだったのですね。
甘美な中にもどこか透明感のある香り。通りすがりにその芳香を胸いっぱい吸い込んだら、鬱々とした梅雨の空気が、ほんの一瞬軽くなったような気がいたしました
色や香り、また苦味や風味など、様々な要素からビールのテイストを分けたものを、“スタイル”と呼ぶそうですね。
その“スタイル”には100にも及ぶ種類があると言われておりますが、当然のことながら一つとして同じ味わいのものはなく、それぞれに個性が存在いたします。
じつは、そうした個性を最大限に味わうには、『ビールグラス』がとても重要な小道具になるのだそうです…。
◆◇◆◇ 個性を引き出す『ビールグラス』 ◆◇◆◇
ラガー、ピルスナー、IPA(アイピーエー)、スタウト…。
最近はクラフトビールを扱うお店が増えたからでしょうか。少し前まではもの珍しさの方が先に立っていたものですが、近頃はそうした様々なスタイルのビールを目にすることも多くなりましたね。
さて、そんな多彩な顔ぶれを揃えたクラフトビールですが、それぞれの特性に合った『ビールグラス』に注いで飲むことで、そのスタイルの持つ個性をより一層楽しむことができるといいます。
主だったものを例にとって挙げてみますと、例えば“ピルスナー”。
日本のビールの多くがこれに分類されるのですが、このスタイルには背が高く、やや直線的な細めのものが合うとのこと。
特徴とも言える明るい黄金色を美しく見せ、ホップの効いた爽やかな苦味を上手に引き出してくれるのだそうです。
またドイツ語で小麦という意味を持ち、その名の通り小麦を主原料とした“ヴァイツェン”も、同様に背の高いグラスが向いています。
ピルスナーとやや異なるのは、上部に膨らみがあり、特有のフルーティーな香りを楽しめるようになっていることでしょうか。
比較的知名度の高いものでは、“ペールエール”もありますね。
ホップの香味が高く、しっかりとした苦味とコクが持ち味のこのビールには、タンブラー型、ラッパ型など形はいくつかありますが、1パイント(568ml)の容量が収まるものが良く用いられます。
このように、スタイルによって『ビールグラス』を使い分けるのが理想的ではありますが、実際にはなかなか難しいことかもしれません。であるならば、万能タイプの形を揃えてみてはいかがでしょう。
底が丸く、やや口がすぼまったものなら、香りと泡を同時に楽しむことができるので、比較的どんなビールにも合うようですね。
考えてみれば相性の良い『ビールグラス』とは、装いに華を添えて美しさを引き立てるアクセサリーのようなもの。
であればなおさらのこと、ビールの味わいをより際立たせる最高の組み合わせで、それぞれの個性を存分に楽しみたいものですね。
この記事を書いた人

- 2009年入社。
マーケティングチームでライティング業務を担当しています。
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