TPOJ通信

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言葉を通して観る桜

TPOJカスタマーサポートの佐藤です。

日本酒を作る工程で出来る“酒粕”。
先日、とある酒屋さんで小布施の酒蔵で仕込んだと書かれた酒粕を見つけ、一つ購入しました。

さて、これをどうしたものかと思い、考えた末にわさびを添えて醤油を少々垂らし、まずはシンプルに日本酒のあてとして楽しんでみたところ…、これが殊のほか相性が良く、じつに気の利いた肴となりました。

米と米麹を使って仕込む日本酒。酒粕も日本酒も元を辿れば、同じところに行きつきます。息が合った組み合わせとなるのも当然なわけですね


花盛りの美しさ、一斉に散る潔さや儚さ。
桜というのは本当に多彩な表情を見せる植物ですね。
情緒を重んじる日本人が桜に対して特別な思いを寄せるのは、桜の持つそうした風情が心情的な部分に何かを訴えかけてくるからかもしれません。

だからでしょうか。日本には『桜とつく言葉』がじつにたくさん存在します。
桜の観賞は枝に開いた薄桃色の花を眺めるだけにあらず。この国では言葉という世界を通してもまた、桜を感じることができそうです。

◆◇◆◇ “桜”とつくのは風景を表す言葉のみならず ◆◇◆◇

桜

桜吹雪、桜狩り、桜流し――。『桜がつく言葉』と言うと、まずはこうした風流な響きを持つ言い回しが頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
しかし、こうした桜のある情景を表現したもの以外にも、『桜がつく言葉』というのは案外たくさん存在します。

例えば、食材や料理といった味覚に関するジャンルでは、きれいな桜色の馬肉を“桜肉”と呼びますし、茹でると紅色となるタコやホタルイカの煮物を“桜煮”と申しますね。
中には“桜鯛(=鯛)”や“桜魚(=ワカサギ、小鮎など)”のように、桜の季節に獲れることからついた変わり種もあるようですが、まあ、それはそれ。いずれにしてもピンク色をイメージするものに、桜の文字が充てられたようですね。

また、満開になった時の艶やかさに由来がありそうな言葉も見受けられます。
美しい女性の唇を“桜唇”や“桜桃”と表現するそうですが、これは何とも艶っぽいものがありますね。
そういえば、ホッケーの“さくらジャパン”、ラグビーの“サクラセブンズ”と、リオ五輪への出場を決めた日本代表女子チームの愛称にも桜が入っていますが、これはやはり日の丸を背負って闘いに臨む女性トップアスリートには、国花でもある桜がふさわしいということでしょうか。

一方、客を装って品物を褒めたり買ったりする“桜”もありますね。
良い意味では使われない言葉ですが、客寄せとして場に華やかさを添えることを考えれば、ある意味的を射た!?言葉なのかもしれません。

風流なものから花とはおよそ関係のないものまで、多岐にわたる『桜がつく言葉』。こうして拾い集めていくと、何だか桜の咲き誇る情景が目に浮かんでくる気がいたしますね。
実際に花をつける桜のみならず、言葉を通しても観賞できるとは…。これぞまさに“桜尽くし”というものですよね

この記事を書いた人

佐藤
佐藤
2009年入社。
マーケティングチームでライティング業務を担当しています。
浅草生まれの葛飾育ち!
下町エキスがたっぷりと染み込んだ江戸っ子です‼