TPOJ通信

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直径36ミリの円に描かれた風景

TPOJカスタマーサポートの佐藤です。

5月も半ばに入り、すっかり初夏の陽気を呈してまいりましたね。

どうやら通っているホットヨガの教室も夏仕様に移りつつあるようで、数日前に行ったところ、いつもより湿度が高めに設定されておりました。
“本格的に暑くなる前に体を慣らす”ということで、夏の湿度に近づけたそうなのですが、お陰様でたっぷりと汗をかかせていただきました。

ヨガのプログラムは1時間。夏の気候もこの位短い時間で解放してくれるのであれば我慢もできるものですが…


手紙やハガキの左上に押された消印。それはいつどこで投函されたのかを示す発信記録であり、言ってしまえば事務的な処理の一つに過ぎません。
けれど、その消印から投函された街の様子をうかがい知ることができたとしたら、どんなにか楽しいことでしょう。

街の風景が小さな消印となって、全国各地へと運ばれてゆく。
消印には、街の表情を雄弁に物語るものもあるのです…。

◆◇◆◇ 街の風物を切り取る図柄入り消印 ◆◇◆◇

card

郵便物に貼った切手が使用済みであることの証明として押される消印。
通常は黒いインクを用い、投函局と投函日のみが記載されます。

しかし、郵便局の窓口で“『風景印』でお願いします”と一言添えて出すと、きれいな図柄の彫られたスタンプを押してもらえるのだそうですね。

『風景印』とは、その郵便局が所在する土地にちなんだ風物が図案として刻まれた消印のことで、とび色(赤茶)のインクで押されるものです。
直径36mmの小さな世界の中に、それぞれの地を象徴する名所や名物などが描かれているのですが、そうした図案を見ていくと、街の様子が読み取れる といいます。

例えば身近な局で見てみると、弊社オフィス近くにある西ヶ原局では、局から徒歩5分程のところにある旧古河庭園の全景が刻まれています。
旧古河庭園といえば、あの鹿鳴館を手掛けた建築家・コンドルが設計した洋館で、バラの庭園が見事なことでも知られる都立庭園。残念ながらバラは描かれておりませんが、大正の面影残る洋館が細緻に再現されています。

また同じく身近なところで、JR駒込駅の向かいにある駒込駅前局のものでは、ホームに入ってくる山手線の車両と線路脇のツツジがモチーフに。
駒込駅のホームに立つと、確かにツツジの植樹が視界いっぱいに飛び込んでまいります。

ちなみにこの局の『風景印』は、外枠が円ではなく桜の形になっている変形印。まさにソメイヨシノの発祥地と言われる駒込にぴったりの型といえます。
変形印はこの他にも、浅草界隈の局で見られる提灯形や、新宿アイランドの局名にちなんだハート形などいくつかあるようですが、いずれもそれぞれの特性を良く反映していて、じつに上手いところを突いておりますね。

その土地の情報が詰まった『風景印』は、どういった歴史を持ち、どんな文化を育んできたのかといった、隠れた街の姿を浮かび上がらせてくれるもの。
どうやら小さな円で切り取られた風景には、思いもよらない大容量のデータが詰まっているようですね

この記事を書いた人

佐藤
佐藤
2009年入社。
マーケティングチームでライティング業務を担当しています。
浅草生まれの葛飾育ち!
下町エキスがたっぷりと染み込んだ江戸っ子です‼